2013年6月3日月曜日

今日のエル・スール 2


6月2日エル・スールレコーズへ行く。

「まいど!」と言ってドアを開け、ふとカウンターを見ると店長が遅い昼食をとっている様子だった。注意してみると市販の弁当ではなく、奥さんに作ってもらった弁当のようで、のり便だった。店長とは20年以上の付き合いがあるが、こんなに美味しそうにのり便を食べてる姿を見るのは初めてだった。のり便食べながら店番している姿が何とも眩しかった。

シャバコのツイートを観てカンボジアのCDが入荷したようなので、急いで電話し何とかハム・シーヴォン(女)&イエン・シトゥル(左)のブツは押さえた。歌はそこそこ上手いし演奏もいい、まぁいい作品ですけどもう少し刺激がほしいと言ったら贅沢だろうか...

オヤジなオイラがオヤジのグループ、マラヴォアに何を期待するのか。今さら進化や驚きは期待していないわけで、「心地よさ」彼らに期待するのはそれだけなのだ。2CD+DVD(右)、トニー・シャッスールのVoが印象に残った。日本来日時はフレンチカリブ界の王子様+イケイケ感が漂っていたが、さすがにおっさんになった今、いい味出している。お疲れ気味のラルフ・タマール、どこか元気のないピポと比べるとなかなかよろしい。CD2の9曲目「LA FILO]なんかは日本来日時を彷彿させてくれる。40人からなるシンフォニーオーケストラがこのグループに必要かどうかは好みが別れるところだけど、オイラは素直に楽しめた。



この間、カセ男とシネ・マレーシアで映画を見た後、飲んで話していたけど、「ネティどうです」「ネティねぇ、別にねえ、買ってないし」そんな話をした。それほどの歌手とも思っていないし、3000円も出してCD買うほど余裕はないのだ。と思っていたら上記トゥティのアルバムがいいので手が出た。エル・スールのサイトであがっているMVは参考クリップなので、演奏の方はもっと凄くシンプルかつ力強く、彼女の歌もそれに呼応している。このレーベル史上一番の出来じゃないだろうか。ノスタルジックであるが現在進行形のクロンチョン・アルバムといっていいだろう。クロンチョン界の由紀さおり、満を持しての登場である。57歳の彼女、オイラの許容範囲であることは言うまでもない。


そうそう、以前エル・スールで購入したタイ、テンガロンハット3兄弟の一人のこのおっさん(名前忘れた)もなかなか最近愛聴している。上記インナー写真もイカしていた。





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